1.どのような場所に置くのが効果的ですか?

⇒オゾンは酸素（分子）よりも重いため、一般的には壁掛け又は高い位置に設置してご利用ください。臭いの発生元がある場合は、発生元の近くでご利用ください。

2.薬剤とオゾンの殺菌方法の違いはなんですか?

⇒殺菌に使用される代表的な次亜塩素酸ナトリウムは細菌の細胞壁を通過し、細胞内の酵素を直接破壊します。しかし、繰り返し使用していくうちに耐性菌が生まれる可能性があります。オゾンは細菌の細胞膜（官能基と呼ばれる部分）と反応し、細胞膜を破壊することで細胞内に侵入し酵素を破壊します。細胞壁を破壊するため耐性菌を作りません。

3.オゾン発生体の周りに付着している白い粉のようなものはなんですか?

⇒硝酸（HNO3）という物質です。オゾンは空気を原料にて発生させますが、空気は78%が窒素、20％が酸素で出来ているため、以下のような順で硝酸が生成されます。 N2＋O2⇒2NO 2NO＋O2⇒2NO2 3NO2＋H2O⇒HNO3＋NO

4.適正オゾン濃度に調整しても悪臭が消えない時はどうすればいいですか?

⇒適正オゾン量はあくまでも空間に対するオゾン発生量の目安です。悪臭が強い場合はオゾン発生量を増やしてご利用ください。逆に、オゾン臭が感じられる場合は発生量を減らしてご利用ください。

5.オゾンはどうやって発生するのですか?

⇒オゾンの原料は空気です。空気中の酸素に紫外線や電気などの高いエネルギーを加えると、オゾンが発生します。人工的にオゾンを発生させる場合は、紫外線ランプや電極を使う方法が一般的です。フォトフレスコは産官学の研究により特許開発された国内唯一のオゾナイザー(オゾン発生体)を使用しています。

6.消費電力はどのぐらいですか?

⇒消費電力は10W、1日10時間使用して1か月約80円です。

7.オゾンは人体に影響はないのですか?

⇒オゾンは怖いと思っている人も多いですが、火やアルコール、塩素などを私たちが上手く利用しているように、オゾンも適切な濃度であれば実に有用な効果をもたらしてくれます。適切な方法で利用すれば問題はありません。日本でも食品添加物に認められており、ヨーロッパではオゾン療法という医療の一つとしても利用されています。